国土交通経済7月
普通トラックは6ヵ月連続で減少

鉄道コンテナは5ヵ月連続で増送


2025.11.21 15:00
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カーゴニュース 2025年11月20日 第5389号


 国土交通省が発表した国土交通経済の概況によると、7月の貨物営業用自動車の輸送量(速報値)は1億9820万t(前年同月比12・0%減)で4ヵ月連続の減少となった。そのうち小型車・軽自動車・特殊車を除いた普通自動車の輸送量(速報値)は1億6118万t(10・1%減)となり6ヵ月連続の減少となった。

 7月の宅配便貨物取扱個数(ヤマト運輸、SGホールディングス、日本郵便の大手3社合計)は4億4579万個(2・3%増)となり5ヵ月連続で増加した。

 7月の鉄道貨物輸送量(速報値)は320万t(1・2%増)となり2ヵ月連続の増送となった。そのうち車扱は131万t(4・8%減)となり2ヵ月ぶりの減送となった。一方、コンテナは189万t(5・8%増)となり5ヵ月連続の増送となった。


貨物船・油送船ともに輸送量は低調に推移


 7月の内航輸送量(速報値)は貨物船が1535万t(前年同月比7・8%減)となり4ヵ月連続の減送。油送船は840万t(1・0%減)となり9ヵ月連続で減送となった。

 7月の外貿コンテナの輸送量(速報値)は輸出が73万TEU(4・9%増)となり6ヵ月連続で増加。輸入は77万TEU(1・8%増)となり5ヵ月連続で増加した。

 7月の航空貨物輸送量は国内線が5・7万t(7・2%増)となり16ヵ月連続で増加。国際線は14・5万t(9・1%増)となり2ヵ月連続で増加した。なお、8月の速報値によると国内線が4・9万t(2・8%増)、国際線が15・3万t(19・9%増)となった。


 

 

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