北海道で船舶×鉄道のモーダルコンビ実証
苫小牧海陸一貫モーダル推進協議会


2026.01.29 15:00
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実証実験のフロー

カーゴニュース 2026年1月27日 第5405号

 苫小牧埠頭、JR貨物北海道支社などが参加する「北海道苫小牧海陸一貫モーダルシフト推進協議会」は、今月15~16日にかけて、船舶・鉄道一貫輸送によるモーダルシフト構築に向けた実証実験を実施した。RORO船で道外から苫小牧港に海上輸送された実入りのトレーラシャーシを迅速に積み替え、鉄道にシームレスに接続して弟子屈町の納品先まで船舶×トレーラ×鉄道によるモーダルコンビネーション輸送を実施。道内背後圏への輸送手段のひとつとして、鉄道が持つ潜在的な発展性を検証する。

 苫小牧から弟子屈町までの輸送は、片道約360㎞のトレーラ輸送が必要となる。これに対し、今回の実証実験では鉄道コンテナに積み替えることでトレーラの輸送距離短縮を図り、トラックドライバー不足など深刻化する北海道の物流課題解決を図ることが狙い。 

 実証実験には、物流事業者としてJR貨物北海道支社、苫小牧埠頭、日本フレートライナー、大北運輸、港湾管理者として苫小牧港管理組合、オブザーバーとして北海商科大学が参加。今後は実証実験で得られた結果や課題を詳細に分析し、将来的な社会実装に向けた評価を進めていく。

 北海道苫小牧海陸一貫モーダルシフト推進協議会は、昨年9月に国土交通省が公募した「地域連携モーダルシフト等促進事業」において「北海道苫小牧地域での海陸一貫モーダルシフト」の実現可能性調査の採択を受けており、昨年末にも20‌ft海上コンテナを用いた船舶・鉄道一貫輸送に向けた実証実験を行っている。


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