サントリーG/ユニ・チャームG
関東~四国間で往復鉄道輸送を開始
トラック台数を年200台削減へ
2025.11.07 15:00
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鉄道輸送の流れ
カーゴニュース 2025年11月6日 第5385号
サントリーホールディングス(本社・大阪市北区、鳥井信宏社長)とサントリー食品インターナショナル(本社・東京都港区、小野真紀子社長)は10月30日、サントリーグループとユニ・チャームグループが共同で、関東~四国間の鉄道コンテナによる長距離往復輸送を11月から本格的に開始すると発表した。トラックドライバー不足への対応と環境負荷低減を図る。
今回の取り組みでは、関東から四国まではサントリーの酒類・清涼飲料製品を輸送し、四国から関東までをユニ・チャーム(本社・東京都港区、高原豪久社長)の衛生用品などを輸送する。サントリーグループは群馬県の拠点から宇都宮貨物ターミナル駅までトラックで輸送し、高松貨物ターミナルへ鉄道輸送。同駅から香川県の拠点までトラックで輸送する。ユニ・チャームグループは香川県の拠点から高松タ駅までトラックで運び、越谷貨物ターミナル駅まで鉄道輸送後、埼玉県の拠点までトラックで運ぶ。
これにより、両グループが年間で運行するトラックの台数を約200台削減するほか、CO2排出量を約180t削減できる見込み。サントリーグループは「今後も物流企業やドライバーにとってより働きやすい環境をつくるとともに、自然環境に配慮した物流を推進し、持続可能な物流の実現を目指す」としている。
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