国土交通経済4月
トラック輸送は減送、鉄道コンテナは増送
2025.07.30 15:00
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カーゴニュース 2025年7月29日 第5359号
国土交通省が発表した国土交通月例経済の4月の概況によると、貨物営業用自動車(普通車・小型車・軽自動車・特殊用途車の合計)の輸送量(速報値)は1億7905万t(前年同月比16・9%減)で2ヵ月ぶりの減少。そのうち小型車・軽自動車・特殊車を除いた普通自動車の輸送量(速報値)は1億4163万t(17・2%減)で、3月の修正値が0・1%減だったことから3ヵ月連続の減少となった。
宅配便貨物取扱個数(ヤマト運輸、SGホールディングス、日本郵便の3社合計)は3億7695万個(1・9%増)となり2ヵ月連続の増加となった。
鉄道貨物輸送量(速報値)は296万t(3・1%減)となり2ヵ月連続で減送となった。そのうち車扱は113万t(13・4%減)となり2ヵ月連続の減送。一方、コンテナは183万t(4・6%増)となり2ヵ月連続の増送。
内航は貨物船が前年並み、油送船は減送
内航輸送量(速報値)は貨物船が前年並みの1550万t(前年同月比0・0%増)となり、油送船は847万t(2・4%減)となり6ヵ月連続で減少。
外貿コンテナの輸送量(速報値)は輸出が82万TEU(12・8%増)となり3ヵ月連続で増加。輸入は79万TEU(3・4%増)で2ヵ月連続の増加となった。
航空貨物輸送量は国内線が5・1万t(10・5%増)となり国際線は12・8万t(3・2%増)だった。なお、それぞれの5月の速報値は、国内線が4・5万t(5・9%増)で13ヵ月連続の増加。国際線が13・9万t(2・3%増)で15ヵ月連続の増加となった。
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