JR貨物
相模貨物駅に「積替ステーション」開設
2024.07.03 15:00
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- 積替ステーション

相模貨物駅内の積替ステーション
カーゴニュース 2024年7月2日 第5255号
JR貨物(本社・東京都渋谷区、犬飼新社長)は相模貨物駅(神奈川県大磯町)内に「積替ステーション」を開設し、1日から稼働を開始した。同施設の提供を通じて鉄道コンテナ利用を促進し、幅広い物流ニーズや「2024年問題」への対応を後押しする。
「積替ステーション」は、貨物駅構内やその近隣の上屋・倉庫でトラックから鉄道コンテナへの積み替え場所やサービスを提供する施設。従来、鉄道コンテナ輸送を利用する場合、顧客の施設で鉄道コンテナに積み込み、鉄道コンテナ専用トラック(緊締車)で貨物駅まで持ち込む必要があったが、積替ステーションでは、顧客は一般トラックで荷物を持ち込めるため、自社車両を有効活用できる。また、貨物輸送量に応じてコンテナ利用個数を柔軟に選択可能。JR貨物は同施設の提供を通じて長距離輸送の鉄道シフトを促すことで、トラックドライバーの長時間労働緩和、働き方改革の推進を後押しする狙い。
相模貨物駅内の「積替ステーション」は12ftコンテナの利用のみを対象に、荷主や物流事業者、利用運送事業者に向けて提供。積替え用バースは6バースを整備しており、利用時間は8~18時となる。
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