JR貨物
百済タ駅に「積替ステーション」開設

近畿圏で初、日本通運が作業協力


2024.06.21 15:00
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  • 積替ステーション
百済タ駅に開設した積替ステーション

カーゴニュース 2024年6月20日 第5252号

 JR貨物(本社・東京都渋谷区、犬飼新社長)は、百済貨物ターミナル駅(大阪市東住吉区)内に「積替ステーション」を開設し、17日から稼働を開始した。日本通運大阪支店の協力により開設したもので、近畿圏で初の積替ステーションとなる。
 
 積替ステーションは、貨物駅構内やその近隣に位置する倉庫などにおいて、鉄道コンテナへの積み替えサービスを提供する施設。鉄道コンテナ輸送を利用する場合、従来は顧客の出荷場所(工場、倉庫など)で鉄道コンテナに積み込み、「緊締車」と呼ばれる専用トラックで貨物駅まで持ち込む必要があったが、積替ステーションがあれば一般トラックで荷物を持ち込むことができるため、自社車両を有効活用することが可能となる。

 17日から稼働開始した百済タ駅の積替ステーションは、日本通運によるパレット積み貨物限定の積み替えサービスを利用することが可能。同サービスを提供している駅ナカ施設は百済タ駅が初めてとなる。サービス提供時間は9時~1740分で、荷主、物流事業者、利用運送事業者(日本通運以外も利用可能)向けにサービスを提供していく。


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