「時刻表の見方ガイド」第1回

「時刻表」の主要用語の解説と鉄道輸送(レール)のリードタイム


2025.12.26 15:00
  • 合通ロジ「時刻表の見方ガイド」


鉄道コンテナ輸送は、大きく「集荷」・「鉄道輸送(レール)」・「配達」の3つのパートで構成され、全体のリードタイムを考える際には、それぞれの要素を考慮する必要があります。

「時刻表の見方ガイド」では、時刻表の情報から、「鉄道輸送(レール)のリードタイム」・「鉄道コンテナ全体のリードタイム」
・「発駅の選定」をご検討いただけるように解説していきたいと思います。


第1回は、時刻表に関する主要な用語の解説と鉄道輸送(レール)のリードタイムについてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

1,JR貨物様の時刻表

 

 

わたしたちも日常的に利用しているJR貨物様の時刻表。
まずは、JR貨物様のホームページから全国の貨物駅の情報や時刻表をご確認ください。
参考URL:https://www.jrfreight.co.jp/service/area.html

 

 

 

 

2,合通ロジ編集による時刻表(一部抜粋)

 

JR貨物様の時刻表をもとに、「大阪エリアの貨物駅」発 ⇒「新潟貨物ターミナル駅」の時刻表の主要な項目を抽出・編集しました。
この編集版の時刻表を用いて、解説していきたいと思います。



[合通ロジ編集:時刻表サンプル①:2025年3月16日改定] *(タ)=貨物ターミナル

 


 

 

3,時刻表の用語解説

 

・発駅 

 

➀ 荷役線出線時刻
  発送する車両が荷役線から出線する時刻

➁ 発時刻
  列車が駅を発車する時刻

 

 

・中継駅

 

コンテナを別の列車に中継する駅

*列車番号の「~」は、中継駅から別の列車に中継する場合、「~」で接続を示しています

 

 

・着駅

 

➂ 着時刻
  列車が駅に到着する時刻

④ 引渡し開始時刻
  着駅に到着した列車のコンテナを、通運事業者などが駅構内で受取ることが可能になる時刻

⑤ 到着日
  発駅の荷役線を出線する時刻から数える、引渡し開始の時間帯
  未明~深夜の時間帯は以下で区分されます

 

 

 

 

4,鉄道輸送(レール)のリードタイム

 


到着日は、発駅の荷役線を出線する時刻から算出します。
荷役線を出線する日を(N)として、鉄道輸送(レール)のリードタイムを整理していきます。



[合通ロジ編集:時刻表サンプル➁:2025年3月16日改定] *(タ)=貨物ターミナル



 

 

 

▼ 時刻表からみる鉄道輸送(レール)パートの発駅ごとの概要


  ・百済(タ)駅は、午後の早い時間帯発の直通列車。翌日午前着(N+1,例:月曜日発→火曜日午前着)
  ・大阪(タ)駅は、夜間発の直通列車。翌日午前着(N+1,例:月曜日発→火曜日午前着)
  ・吹田(タ)駅は、深夜発で金沢(タ)を中継。翌日午後着(N+1,例:月曜日発→火曜日午後着)
  ・安治川口駅は、夕方発で東京(タ)を中継。3日目早朝着(N+2,例:月曜日発→水曜日早朝着)


荷役出線時刻と引渡し開始時刻、到着日の定義など、鉄道輸送(レール)パートの用語やリードタイムについて、ご理解頂けましたでしょうか。

 

 

 

5,「集荷」「配達」パートを含む全体の鉄道コンテナ輸送のリードタイム

 


ここまで、鉄道輸送(レール)のパートをご説明させていただきました。

第2回では、「集荷」と「配達」に関する時刻・時間などの解説とともに、鉄道コンテナ輸送全体のリードタイムについてご紹介いたします。

 

 

第2回へつづく

 

 



合通ロジは、1950年に鉄道貨物輸送からスタートしたロジスティクスカンパニーです。
創業以来、鉄道貨物輸送に携わり、鉄道コンテナ輸送を専門に取扱う通運カンパニーが知見と技術を継承しています。


✓ 大阪・関西エリア発の鉄道輸送を活用したロジスティクス構築
✓ 合通ロジが運営する吹田貨物ターミナル駅の積替ステーションを活用したTRUCK & RAIL
✓ 鉄道コンテナ輸送によるCO₂削減効果のシミュレーション …など

大阪・関西エリア発の鉄道コンテナ輸送を活用したロジスティクス構築について、どうぞお気軽にお問合わせください。

 

 

 

 

News in the Same Category
同じカテゴリーのニュース