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2021年11月10日

【知 識】ドコモ、一橋大学、立命館大学 行動変容で「CO2の削減」をめざす実証実験


NTTドコモと一橋大学、立命館大学は、ナッジを活用した観光情報の配信により、混雑・渋滞の緩和とそれによるCO2排出削減を目的とする実証実験を2021年11月6日から約2ヶ月間実施する。

実証実験は3者に加えて御殿場プレミアム・アウトレットを運営する三菱地所・サイモン、NTTドコモとともに2021年10月より「東名の渋滞予測 TODAY」の実証を開始したNEXCO中日本、当該地域の観光促進を担う御殿場市観光協会とも連携して実施される。

実証実験では商業施設などの観光情報と「AI渋滞予知」に基づく渋滞予測情報を配信する。配信にあたりナッジ(※)の活用と、NTTドコモの保有する顧客情報やAI技術などにより、個々の顧客にパーソナライズした内容とすることで、渋滞緩和によるCO2排出抑制と観光促進の効果向上をめざす。参加希望者は御殿場プレミアム・アウトレット内にNTTドコモが設置する実証実験受付場所で専用アプリをスマートフォンにインストールすることで実証実験に参加できる。

※ ナッジ(nudge:そっと後押しする)
人々が自身にとってより良い行動(例:健康促進、疾病予防)を自発的に選択できるよう促す取り組みをさす行動経済学用語

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識