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2021年10月08日

【知 識】DNPと東芝エレベータ エレベーター内デジタルサイネージの運用を開始


大日本印刷(以下 DNP)と東芝エレベータは、2021年1月より共同開発してきたマンションやオフィスビル向けのエレベーター内デジタルサイネージの運用を同10月6日に開始した。東芝エレベータは、デジタルサイネージ機器のメンテナンスなどを、DNPは表示用コンテンツの作成や広告集稿などを担当する。

「エレベーター内デジタルサイネージ」では、動画・静止画・テキストを組み合わせたコンテンツを、生活者がさまざまな情報を瞬時に得て理解できるよう、画面を3つのセクションに分けて表示される。例えば広告や緊急時の災害情報のメインコンテンツを表示しながら、日付・天気予報・交通情報などの情報を画面右側に静止画で表示し、画面の下部にエレベーター点検日などの施設情報をテキストで掲載する。

また今回開発されたデジタルサイネージは、センサー付きカメラを備えており、視聴状況やカメラの映像から推定される仮想的な属性を把握するセンシング機能を有している。こうしてセンシングしたデータに合わせて、最適な広告やコンテンツを配信する。

今回開始されるサービスは、デジタルサイネージに表示する広告を中心としたビジネスモデルで、東芝エレベータがエレベーター内デジタルサイネージを設置し、貸し出す契約形となっている。マンションや施設のオーナーは導入や運用のコストが不要で、モニターの電気代などの負担だけで手軽に開始できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識