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2021年08月27日

【物 流】清水建設 建物・ロボット・自動運転の統合制御システムを構築


清水建設は施設・街区と自動運転車両・ロボット間の連携基盤として研究開発をしてきた自動運転プラットフォームを利用し、「Mobility−Core」という建物設備と各種サービスロボット・自動運転を統合制御するシステムを同社の技術研究所に構築した。

近年加速する自動運転車や自律走行型ロボットの実用化に伴い、「Mobility−Core」は、施設側の自動運転管制・監視システム、エレベータ等の建物設備と、施設内で稼働する車両・ロボットを連携させるための基盤として機能する。この基盤を活用し自律型モビリティの開発メーカーやサービス事業者が他社設備との連携機能を独自に開発することなく、複数のモビリティを組み合わせた施設やサービスを容易に展開できる。

供用中の施設内でのサービス運用においては、自律型モビリティが安全に走行できるようにするため、敷地内の監視カメラの画像分析によるアラート情報を発信する技術も備えている。

今後は自律型モビリティを活用した施設・街区内サービスの社会実装に向けて、課題や技術検証を行い、自律型モビリティの開発メーカーやサービス事業者とのアライアンスの場として各種サービスの新規開発につなげていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 環境