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2021年08月27日

【流 通】PwCアドバイザリー M&Aにおける「ESGデューデリジェンス」を強化


PwCアドバイザリーはM&A(ディール)における「ESG デューデリジェンス(ESG DD)」を強化し、サステナビリティの時代に沿った総合的なディール・サービスの提供を開始した。

新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の世界的な拡大によりディスラプション(破壊的な変化)が大きく加速するなど、経営者は社会課題に取り組む企業として果たすべき役割の再考を求められている。企業が激しい外部環境変化に適切に対応するためには、これまでのように「財務収益性」のみにフォーカスした対応だけでは十分とは言えず、より広範なステークホルダーを考慮し長期的な目線で「レジリエンス」および「社会」などに係る非財務価値にもフォーカスした、バリュー・エコシステムを意識していく必要がある。

このような状況の中、企業の成長を目指した経営の選択肢としてのM&A(ディール)においても、対象企業が地球環境や気候変動に適切な対応を行っているかどうか、サプライチェーンにおいて人権への十分な配慮が行われているかなど、考慮すべきESG(Environment,Social and Governance:環境、社会、ガバナンス)課題の範囲とその重要性が拡大している。このためディール・プロセスにおいても、財務価値をベースとした一般的なデューデリジェンスによるリスク・フォーカスの手続きに加え、非財務価値を含めたバリュー・エコシステム全体にフォーカスしESGリスクと機会の適切な把握を行うことが、企業の社会的存在意義や企業価値の最大化に向けて今後不可欠になると想定させる。

PwCアドバイザリーは、PwC Japanグループのサステナビリティ、法務、税務、人事の専門家との協働体制による統合的・包括的なESGデューデリジェンスを提供する。また従来からの財務デューデリジェンス、ビジネスデューデリジェンス、法務デューデリジェンス、税務デューデリジェンス、人事デューデリジェンスなどを有機的に組み合わせた総合的なディール・サービスを提供する。バリュー・エコシステム全体を対象としてESGリスクと機会の把握を可能とするこれらのサービスにより、PwCアドバイザリーはクライアント企業における財務価値・非財務価値双方を通じた長期的な価値創造の実現を支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通