2021年06月18日
【アジア】三井住友海上あいおい生命保険 ＡＤＢのジェンダー・ボンドへ投資
三井住友海上あいおい生命保険はアジア開発銀行（以下 ＡＤＢ）が発行するジェンダー・ボンドへ投資した。ジェンダー・ボンドはＡＤＢによるジェンダーの平等と女性のリーダーシップ促進に資するプロジェクトを支援するために発行される。アジア・太平洋地域におけるジェンダーの平等は、ＡＤＢが公表しているストラテジー２０３０に定められた７つの優先課題のうちの一つであり、国連の定義する１７の持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）のうち、目標５（ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る）と整合する。
今回の債券は、女性の経済的権利の拡大、人間開発におけるジェンダーの平等の推進、意思決定への参加とリーダーシップにおけるジェンダーの平等の推進、女性の時間的貧困の削減、外的ショック（災害、金融危機等）に対する女性の強靭性向上のために使用される。ＡＤＢはジェンダーの目標について、２０３０年までに、ＡＤＢが合意したプロジェクト件数の少なくとも７５％においてジェンダーの平等を促進することにコミットしている。
今回の投資は、三井住友海上あいおい生命保険が持続可能な社会の形成に寄与し、社会貢献事業への支援を果たすもので、同社は２０１６年度より継続的にＥＳＧ投資を行っている。２０２０年度は米州開発銀行の発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド（新型コロナウィルスへの対処）」へ投資した。
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投稿者：gotsuat 09:30| アジア
