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2021年05月06日

【流 通】ランサーズ 個人が新しい働き方を実証実験する「研究員制度」開始


ランサーズは同社が運営するフリーランス・コミュニティ「新しい働き方LAB」で、2011年5月より個人が企業と新しい働き方を実証実験する「研究員制度」を開始する。研究員は参画する企業が指定、もしくは個人自らが決定した働き方に関する研究テーマに即して、数カ月間実践し研究し、報告書にて成果を発表する。

すでにベネッセコーポレーション(参画サービス名:Udemy)、アドビ、日本HP、ThinkLabの4社の企業参画が決定している。企業指定のテーマに参画した個人には、企業よりパソコンの貸し出しや無料の教育機会提供といった支援が受けられる。企業と個人が連携して新しい働き方を研究し、広く発信することで、自分らしく働ける社会の実現を目指す。

ランサーズの調査によると、現在の働き方について「とても満足している」人は回答者の7.8%にとどまり、「まあまあ満足していない」「満足していない」人が47.7%と半数近いことがわかりました。「とても満足している」働き方ではない要因として、最も大きいのが「解決策は分かっているが、なかなか行動に移せない」で41.9%。更に、行動できていない理由として「金銭的な不安」「どう行動したらよいのか分からない」「失敗したときのリスクを考えてしまう」「相談できる人がいない」が上位となっている。これにより、現在の働き方に満足しない一方、実際に変えることに躊躇する人が多いことがわかる。

そこで、オンラインと全国18拠点で運営するフリーランス・コミュニティ「新しい働き方LAB」の「研究員制度」を通して、新しい働き方に挑戦したい個人のつながりをつくり相談し合える環境を構築する。さらに参画企業からも支援を受けられることで新しい働き方に挑戦する障壁を低くすることで、個人を支援する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通