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2021年05月06日

【物 流】グルーヴノーツとトヨタ自動車九州 部品物流の業務改善プロジェクトに着手


グルーヴノーツとトヨタ自動車九州は補給部品物流の業務改善プロジェクトを開始した。

トヨタ九州の宮田工場では、高級車ブランド「レクサス」の5車種を生産しており、顧客が購入した車両の保守や交換に用いられる補給部品については、その多様な形状や重量に応じ、積み合わせ、運行ダイヤやルート、トラックの荷台寸法などで複雑な制約があった。そのため、トヨタ九州は生産現場の複雑な制約を考慮したうえでリードタイムや生産性の飛躍的な改善を目的とし、状況に応じた最適な計画を瞬時に算出できるグルーヴノーツの「量子コンピューティング技術」に着目し、今回のプロジェクトの実施に至った。

今回のプロジェクトは、量子コンピュータやAIなどを活用できるグルーヴノーツのクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を使って、計画業務の自動化やトラックへの積載計画の最適化に取り組み、現状の積載率を上回る積載計画の自動策定を目指すというものである。これにより、安定した出荷体制の整備、積載率向上、走行台数の削減による輸送の効率化、CO2排出量削減が期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 荷主企業