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2021年05月06日

【知 識】ロクシタンジャポンとヤマト運輸 最適サプライチェーン構築に向け提携


ロクシタンジャポンとヤマト運輸は、ロクシタン製品を購入者の満足度向上に向け、ヤマト運輸が保有する全国110か所以上の倉庫ネットワークと輸配送ネットワークを組み合わせ、日本国内での店舗および公式通販サイト販売における最適なサプライチェーンの構築を実現する戦略的パートナーシップに合意した。

ECの拡大で販売チャネルの多様化が急速に進む中、企業には消費者ニーズに合わせた、より柔軟なサービス提供が求められています。特に新型コロナウイルスの感染拡大で、店舗、EC双方の販売拡大に資するサプライチェーンの再構築は、多くの企業にとって重要な経営課題になっている。

ロクシタンジャポンは今後予測される物流の増加と消費者ニーズの多様化に対し、店舗・公式通販サイトにおける流通コスト及びオペレーションの最適化を図っていくことが課題となっており、サプライチェーン全体を改革するパートナーを模索していた。またロクシタンがブランド創設以来長年にわたり取り組んできた環境保全活動と意思を同じくする企業とのパートナーシップを進めることで、さらなる多くの環境負荷低減の取り組みを目指していた。

ヤマト運輸は法人企業に向けた物流の効率化、在庫の最適化に加え、物流を通じた販売促進支援など、企業成長に資するサプライチェーン変革を支援する価値提供を進めている。ヤマト運輸の強みである全国の倉庫ネットワークや輸配送ネットワークのシームレスな結合とデジタル情報の可視化を通じ、店舗、EC双方の在庫を適正化し、スピード納品、輸配送コストの低減など企業の経営に資するサプライチェーン構築の最適化を提供している。またヤマトグループでは「サステナブル中期計画2023【環境・社会】」を策定し、各重要課題(マテリアリティ)に対する具体的な行動の内容と、2023年までの到達目標を定め、事業活動の中で各施策を遂行することで、社会と事業の持続可能な発展を目指している。

今回、両社は戦略的パートナーシップを結び、顧客満足度のさらなる向上に向けたサプライチェーン全体の変革を目指し。また日本でのサプライチェーンモデルを確立後、グローバルスタンダードのモデルとしてロクシタングループ各国への展開を予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識