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2021年04月30日

【流 通】ウェザーニューズ 海運の陸上運航管理者向け座礁対策支援サービスを提供


ウェザーニューズは重大な海難事故の一つである座礁事故への対策を支援するため、世界で初めて海運業界の陸上の運航管理者向けに船舶の座礁リスクを自動検知・通知する「NAR(Navigation Assessment &Routeing)サービス」を開発した。

船舶の航路データをベースに、浅瀬や漁船混雑エリアなど危険性の高い区域へ接近を計画または接近・航行した場合、もしくは計画航路から逸脱した場合に、自動でアラート通知する。2021年5月から提供開始を予定しており、国内外の外航海運大手船社を中心に、船主・船舶管理会社での採用が見込まれている。今後は台風接近時の強風による走錨リスクや、荒天時の船体動揺リスクなどの通知も追加し、NARを座礁対策だけでなく走錨や動揺など様々な航海リスクへの対策支援まで拡張する。

また、ウェザーニューズは2022年までに、温室効果ガスの排出削減など海運の環境貢献を支援する様々な「環境運航支援サービス」を順次リリースしていく。座礁対策の支援は安全対策だけでなく海洋環境の保護につながることから、同社は今回のサービスを「環境運航支援サービス」の第一弾と位置付けている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通