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2021年04月28日

【環 境】イーレックス 国内初水素専焼発電所 商業運転化へ着手


イーレックスはHydrogen Technology(以下 HT社)との間で、水素専焼による発電及び燃料電池自動車(以下 FCV)への水素供給に関する共同事業開発検討(以下 同プロジェクト)に関する覚書を締結した。

同プロジェクトはHT社独自開発の「水」と「岩石由来の触媒」のみによる常温・低圧の下、「水素」を取り出すという新技術により製造される安全で安価な水素を用いて、発電事業、燃料電池自動車事業など幅広い水素利用について検証し、取組むものである。

その1stステップとして、HT社の技術を用いて、水素専焼発電を行う為に十分な水素発生が、連続的に得られるという実証を行うため、東京電力パワーグリッド株式会社管内に3百kW級の水素発電所の建設を進めており、令和3(2021)年度内での運転開始を目指している。

今後は、さらなる大型の水素専焼の発電所の開発に着手し、水素供給量及びコストダウン等検証を推進していき、併せてFCVへの水素供給事業への参入も検討していく。なお同プロジェクトは、商業運転としては国内初の水素専焼発電所となる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】