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2021年04月22日

【物 流】JR貨物 2021年3月輸送動向

JR貨物は2021年3月の輸送動向を発表した。

コンテナ扱の輸送実績は、1,848千トン(前年比98.5%)、年度累計は18,838千トン(同比90.7%)となった。

品目別で見ると、紙・パルクでは、需要低迷に伴う生産調整の継続および前月2月に発生した福島県沖地震の影響で東北地区発が大幅減となり197千トン(前年比88.8%)、食料工業品では、清涼飲料水の販売不振や現地生産化の拡大により減送し275千トン(同比93.9%)、農産品・青果物では、外食産業向けの民間流通米が低迷し149千トン(同比91.6%)と前年を下回った。

一方、EC需要の高まりに加え、年度末の需要増やブロックトレイン新設などを受け好調に推移した積合せ貨物では280千トン(前年比108.4%)、焼却灰や建設発生土などの輸送が堅調であったエコ関連物資では58千トン(同比115.8%)と前年を上回る品目もあった。

車扱の輸送実績は、739千トン(前年比97.7%)、年度累計は8,153千トン(同比92.9%)となった。外出自粛の影響による石油が低調に推移したほか、3月は関東甲信地方で気温が昨年から1.5℃上回ったことで灯油の発送が落ち込んだ結果、車扱全体で前年を上回る結果となった。

コンテナと車扱の合計では、2,586千トン(前年比98.3%)、年度累計は26,991千トン(同比91.4%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者