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2021年04月22日

【流 通】関西学院大学 「競技スポーツ局」創設


関西学院大学は、課外活動であった体育会活動を正課外教育として位置付け、その活動を支援するために「競技スポーツ局(KGAD=Kwansei Gakuin UniversityAthletic Department)」を創設した。KGADはMBSメディアホールディングスのMGスポーツの協力を受け運営される。

大学におけるスポーツ活動は、主に「体育会」およびその傘下の各競技団体が、独自の規則などに則って管理運営しており、学生の自主活動として、正課とは一線を画した「課外活動」と位置付けられてきた。

一方、近年の高等教育研究において、多くの学生が社会で必要とされる汎用的能力を課外活動によって身につけていることが示されているほか、大学は学生に知識を修得させるだけでなく、汎用的能力の育成や価値観・倫理観等の資質の養成が求められている。また学生の自主活動とはいえ、大学がその安全配慮義務や管理責任を問われる事案が多く発生している。

こうした背景から、関西学院創立150周年を迎える2039年を見据えた、超長期ビジョンと長期戦略からなる将来構想「Kwansei Grand Challenge 2039」では、学生の自主性を尊重しつつ、従来の課外活動を大学教育の一環として「正課外教育」と位置づけ直し、長期戦略(2018−2027)において、大学の下に学生スポーツ活動を統括する組織として「競技スポーツ局」の創設が決定された。

競技スポーツ局(KGAD)は、2021年4月1日現在、アイスホッケー部、アメリカンフットボール部、ゴルフ部、庭球部(男子・女子)、ラグビー部、ラクロス部女子の6団体7チームが加盟し、それ以外の加盟資格を有す体育会43部及び応援団総部3部は申請、審査の上、加盟を認められる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通