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2021年02月17日

【流 通】セイコーソリューションズ 「CO2計測による3密回避支援サービス」提供


セイコーソリューションズは室内のCO2濃度を一定時間間隔で計測・管理し、基準値を超えた場合はアラームをプッシュすることで換気を促すクラウドサービス「CO2計測による3密回避支援サービス」を提供する。

新型コロナウイルスの感染リスクを低減するには適切に換気を行うことが有効とされるが、空調管理だけでは換気のタイミングを計ることは難しく、うっかり3密回避のタイミングを逃してしまうことが避けられない。またスタンドアロン型のCO2センサーを使う場合、データの記録ができず店舗などの状況を後からトレースするのが難しい。

「CO2計測による3密回避支援サービス」は、cynaps(シナプス)のCO2等計測IoTシステム「hazaview」と連携し、店舗や各種施設に設置した高精度CO2センサーが計測したデータをクラウドに送り一括管理する。店舗や施設責任者のスマートフォンにCO2計測値を常時表示するとともに、万一基準値を超えるCO2が計測された場合はスマートフォンの画面やスピーカー音で即時に異常を知らせる。見落とされがちなメールによる通知と異なり、リアルタイムで警告を把握し、迅速な対応を取ることができる。また計測したデータをチェーン店本部など管理部門に提供するサービスを用意しており、各店舗や施設の運営状況を後からトレースすることもできる。

CO2計測による3密回避支援サービス」を利用し適切な換気を行うことで、クラスターが発生すれば最低でも数十万円はかかると言われる消毒作業や休業による売上減の回避につながり、「数値に基づき適切に換気をしている」ことで利用者に安心感を与える。

CO2センサーには広範囲の通信が可能なWi−Fi対応の製品を採用し、Wi−Fiルーターやスマートフォンのテザリングを利用して計測データをクラウドに伝送することができる。測定誤差が±30ppmと高精度の製品を使うことで正確な換気タイミングを検知し、さらに温度・湿度も同時に計測し伝送するため、熱中症予防にも役立つ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通