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2021年01月27日

【流 通】大和証券グループ EBRDのグリーントランジションボンド引き受け


大和証券グループ傘下の大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパは、欧州復興開発銀行(EBRD ※)が私募形式で発行する国内初のグリーントランジションボンドの引き受け主幹事を務めた。同債券は全額かんぽ生命保険が購入した。

気候変動問題は喫緊の課題であり、パリ協定の長期目標達成および2050年のカーボンニュートラルの実現のためには、ファイナンス面での支援が欠かせない。グリーントランジションボンドの目的はGHG(温室効果ガス)を多く排出する工業・農業・建設などの産業部門について、その事業モデルを低炭素化に「移行」する。主に化石燃料使用量の大幅な削減に焦点を当てており、また資源の使用の改善にも注目している。グリーントランジションボンドで調達された資金は、低炭素化への移行を目的とした環境負荷が高い産業セクターにおける排出量の大幅削減につながるプロジェクトへの融資に充当される。

大和証券グループは社会課題の解決に資する金融商品の開発と提供に尽力してきた。2018年には、SDGs達成に向けてこれらの取組みを加速させるべく、『SDGs 推進委員会』を設置している。

※ EBRD
European Bank for Reconstruction and Development

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通