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2021年01月27日

【知 識】東京建物と東京ガス 再生可能エネルギーを活用した環境配慮の取組みを実施


東京建物と東京ガスは持続可能な社会の実現に向け、再生可能エネルギーを活用した環境配慮の取組みを実施することを目的に基本協定書を締結した。

取組みの第一弾として東京建物が開発した物流施設「T−LOGI(ティーロジ)久喜」に可能な限り大容量の太陽光パネルを設置する。発電した電力は施設構内で消費し、環境に配慮した物流施設としてZEB(※1)認証を取得する。「T−LOGI 久喜」で消費しきれない余剰電力は東京建物が所有する商業施設「スマーク伊勢崎」に東京ガスグループのサービス「ソーラーアドバンス」(※2)の仕組みを活用して自己託送(※3)する予定にしている。

東京建物は今後建設を予定している物流施設「T−LOGI」シリーズにおいて、「T−LOGI 久喜」と同様に太陽光パネルの設置や省エネルギー化を推進し、環境配慮型物流施設(ZEB物流)を実現する。東京ガスは複数の物流施設「T−LOGI」から特定の施設「スマーク伊勢崎」へ電力融通する自己託送事業モデルを、グループ初の試みとして構築していく。

これらの取組みを通じて、両社は今後も省エネルギーや再生可能エネルギー電源を活用した分散型エネルギーシステムの普及拡大を推進する。

※1 ZEB
「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。省エネと創エネ(使う分のエネルギーを創ること)でエネルギー消費量を正味(ネット)ゼロにすることができる

※2 業務用分野におけるソーラーアドバンスの採用は第一号となる

※3 自己託送
自家用発電設備を設置する者が、発電した電気を一般電気事業者の送配電ネットワークを介して、別の場所にある施設等に送電すること

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識