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2021年01月22日

【流 通】日本通運 海外引越作業に専用タブレットを導入


日本通運は労働力不足や総労働時間短縮など、物流現場が抱える課題解決に向けた生産性向上および作業品質のさらなる向上の取り組みとして、海外引越の作業に専用タブレットを導入した。

国際間の輸送を伴う海外への引越は梱包した箱ごとに梱包明細書を作成し、税関へ輸出申告する必要がある。従来、作業スタッフが梱包作業を行いながら手書きで明細書を作成し、作業終了後、その明細書をもとにシステムにデータ入力を行っていた。今回、導入される専用タブレットは、引越作業の現場で直接システムへ梱包明細を登録することができる。

専用タブレットは音声認識機能を搭載しているため、梱包作業で両手がふさがった状態でも入力作業が可能で、梱包明細書の作成時間が短縮する。また、輸出先の国ごとに細かく規制されている輸入制限品や禁止品が、システム上で登録できない仕様となっており、制限品や禁止品の混入を防ぐこともできる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通