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2021年01月22日

【知 識】ソフトバンクと東大 ICTで障がい児を支援するプロジェクトの協力校募集


ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターはICT(情報通信技術)を活用して障がい児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2021 〜魔法のMeasure(メジャー)〜」の協力校の募集を、2021年1月20日に開始した。

「魔法のプロジェクト」は特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員などに、タブレットや人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどのICT機器を1年間無償で貸し出し、学校や家庭で活用し、その実践事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進する。2009年度から開始した「魔法のプロジェクト」では、これまでに延べ約700校が実践研究に参加した。

「魔法のプロジェクト」の開始から12年目となる2021年度は、過去11年のプロジェクトの成果を生かしながら、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応として、遠隔でのセミナーおよびスーパーバイザーによる指導・助言を強化して実施する。

2021年度は「理解と定着のためのノートテイク」「知的障がいのある子の金銭管理」「社会生活のための自立した移動」「肢体不自由でテクノロジー機器の操作や活用が難しい子どものアクセシビリティ確保」の四つのテーマ別の研究会に継続して取り組む。なお、協力校の教員は任意で参加できる。

「魔法のプロジェクト」には学校単位ではなく教育委員会などの自治体が複数校を取りまとめて応募できる。これにより自治体主導で専門性の高い教員が育成され、特別支援教育の質がさらに向上することが期待される。




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投稿者:gotsuat 09:35| 知識