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2020年11月10日

【流 通】困りごとを抱える子供の日常生活と社会参加を支援するアプリ「アシストガイド」


ソフトバンクは新たなサービスとして、困りごとを抱える子どもの日常生活や社会活動を支援するアプリ「アシストガイド」の提供を開始した。「アシストガイド」は保護者や支援者および子ども自身が子どもの「やること」とその「やりかた」を視覚的に登録することができる。子どもはアプリに登録された情報を確認することで、自ら行動しやすくなる。

知的障がいや発達障がいがある子どもを例として、困りごとを抱える子どもはそれぞれ異なる症状を抱えているがICT(情報通信技術)による支援によって、日常生活におけるさまざまな不都合を改善できる場合が多く存在する。特に「やること」とその「やりかた」を視覚的に分かりやすく提示すれば一人ではできなかったことができるようになる可能性があるため、保護者や支援者が「やること」や「やりかた」を写真やイラストなどを用いて手作りで作成するケースも多い。「アシストガイド」は保護者や支援者がアプリを活用して、「やること」と「やりかた」を簡単に視覚的に作成することができるため、保護者や支援者の負担を低減するとともに、きめ細やかな支援が可能になる。

香川大学との共同研究により2020年9月から10月にかけて実施した事前の実証実験でも期待通りの効果が得られたことを確認した。ソフトバンクは「アシストガイド」の提供を通して、困りごとを抱える子どもが本来の能力を発揮できる社会を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通