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2020年08月03日

【流 通】東北大学 食べ物を飲み込む運動を非接触で診断測定する装置発明


東北大学加齢医学研究所・大学院医工学研究科・医学系研究科の山家智之教授、白石泰之准教授らのグループは、食べ物を飲み込む運動を非接触で測定する装置を発明し、その特許を取得した(特許第6692110号)。

高齢者介護の現場などでは誤嚥が原因となる誤嚥性肺炎が問題となっており、嚥下機能を定量的に正確に診断するためにはレントゲンや造影剤が必要で、現実の臨床現場では大きな手間が必要とされる。

今回の研究成果は、診断の一助、また医療介護施設における「見守り」システムへの応用も期待される。また、Covid−19等新興感染症を含む多くの呼吸器感染では誤嚥性肺炎の合併症例も報告されており、将来的に新興感染症への応用も期待される。また加齢医学研究所は、カプサイシンの持つ「嚥下反射促進機能」も発見しており「誤嚥を予防する機能性食品」の開発も期待される。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通