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2020年06月23日

【知 識】ヤマト運輸とハローライト IoT電球を活用した見守りサービスの実証実験を開始


ヤマト運輸とハローライトは、2020年6月22日より東京都多摩市にあるヤマト運輸ネコサポステーションで、LEDとSIMが一体化している世界初のIoT電球「HelloLight」による、多摩市在住の独居高齢者を対象とした見守りサービスの実証実験を開始した。

地域における独居高齢者の数は年々増加していることから、家族形態の変化などにより、家の中で怪我や病気などで動けなくなった場合の発見遅れが増えており、すみやかな安否確認ができる機器やサービスへのニーズが高まっている。また自身に何か発生した場合に親族や知人に知らせる「見守りグッズ」を自ら準備する高齢者も増えていろ。その一方で地域包括支援センター、介護事業者などの人手不足が深刻化しており、高齢者の「見守り」を効率的に行う仕組みが必要とされている。

このような状況を受け、地域の課題解決に取り組んでいるヤマト運輸のネコサポステーション(東京都多摩市)は、ハローライトと連携し、ハローライトが開発した外部との通信が可能なIoT電球「HelloLight」を活用し、ネコサポ会員向け見守りサービスの実証実験を開始した。

今回の取り組みでは、ネコサポ会員の宅内に設置したIoT電球「HelloLight」が一定時間ON/OFFしない場合、この電球が自律的にネコサポ会員の指定した親族や知人、そしてヤマト運輸ネコサポステーションに異常検知のメールを発信する。

異常検知のメールを受信した際に、親族や知人はネコサポ会員に確認をとり、その際に連絡が取れない場合は、同ステーションに連絡、ネコサポ会員の自宅訪問を指示する。。同ステーションスタッフが訪問の上安否確認し、応答がない場合や異常がある場合は、高齢者向けの相談窓口である地域包括支援センターや、必要に応じて警察などに連絡する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識