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2020年06月23日

【流 通】交通誘導業務の品質・生産性を向上した「ALSOK交通誘導システム」を販売


ALSOKは通行車両の移動方向を検知するセンサーと工事用信号機を組み合わせ、交通誘導業務の品質向上および生産性向上に寄与する「ALSOK交通誘導システム」の販売を2020年6月より3県(埼玉県、群馬県、福島県)で開始した。今後、順次販売エリアを拡大する予定にしている。

警備業務の中でも交通誘導業務は屋外で行う場面が多く、また通行車両の近傍で業務を行うため、受傷事故の防止や熱中症の予防など、安全対策が必要となる。また、大型イベント等の影響や少子高齢化による労働力不足の影響により生産性向上が業界の課題となっている。

ALSOKはこれらの課題を解決すべく、高精度に通行車両の有無や移動方向を検知するセンサーと工事用信号機を組み合わせた「ALSOK交通誘導システム」を開発し、2018年3月より実施した試行運用で有効性が確認できたことから販売を開始した。

「ALSOK交通誘導システム」は実際の交通誘導員が行う判断手法を搭載しており、システムが工事区間内を安全と判断しなければ進行指示(青信号)を表示しない。また誘導無視(信号無視)が発生した場合は、即座に反対車線へ停止指示(赤信号)を表示し、同時に警報を出力することで、後続車の進入を抑止する機能を搭載している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通