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2020年06月04日

【物 流】APT 倉庫内ロボットストレージシステム「Hive」を発売


APTは倉庫内の様々な設備・システムと連携ができる汎用性と拡張性に優れたソフトウェアを搭載したロボットストレージシステム「Hive」を提供する。

「Hive」は、これまでの前後・左右の動きだけでなく、上下の動きを実現したシャトル型のロボットストレージであり、倉庫内で活用が難しかった上部の空間の活用や通路スペースを削減し、高い収納力を実現する。この収納力は、一般的な平置き倉庫と比較すると、約2倍であり、収納効率を向上させることができる。

倉庫内に設備を新設・入換する際は、既に導入しているWCS(倉庫制御システム)やWMS(倉庫管理システム)などのシステムと連携する必要があり、導入したい設備によっては、システムの連携が出来なかったり、カスタマイズ性が悪くなり運用方法が異なるなど、現場負担の増加が課題としてあった。「Hive」は、ひとつのシステムで様々な設備と連携し動作させることで倉庫内を一元管理できるソフトウェアを搭載しているため、既存の設備やシステムにと捉われることなく、大規模なシステムリニューアルなどができる。また、「Hive」は、シャトル・コンベヤ・ラック・リフター・ボックスの5つのモジュールで構築されており、既存施設を活用し、作業効率、保管効率など、目的に合ったラインナップからカスタマイズするなど、フレキシブルに導入が可能である。加えて、レイアウトも自由に選択でき、従来の倉庫の構造上のデッドスペースとなっている張り出し・柱周りなど、無駄のないスペース活用も実現する。

更に「Hive」は導入後に取扱数や取扱量が増加した際も、シャトルやラックを増やすことで、小規模・短時間の工事で対応できるため、拡張性に優れている。万が一シャトルが故障しても、他の複数台シャトルは継続して稼働するため、倉庫システム全体が停止するようなトラブルリスクも回避できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連