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2020年06月01日

【知 識】エプソンとRPA研究会 RPA支援スキームの共同研究開始


エプソンとRPA研究会は協業し、会計事務所を通じたRPA支援スキームの共同研究を2020年6月より開始する。

エプソンの財務・税務ソフト「R4シリーズ」とRPAツール「EzRobot(イージーロボット)」の活用を基に、中小企業のバックオフィス業務を熟知する会計事務所の協力も得た上で、まずは会計事務所自身の生産性向上ノウハウ・事例を蓄積する。また「R4シリーズ」のセールスパートナーとも連携していくことで、地域密着型の運用支援により、アプリケーションとRPAツールの最適な組み合わせを提案し、無駄のない作業自動化を実現することを目指す。

昨今、国内のホワイトカラーの生産性は先進国と比べると遅れをとっていると言われ、近年の働き方改革の動きの中で、人手不足を補いながら生産性を向上するためのさまざまな施策が講じられている。その解決策の一つとしてバックオフィス業務で標準化できる業務をRPA活用で自動化する事が期待されているが、RPAの導入において企業の約90%(※)は興味を持つものの、稼働に至っている企業は約4%(※)にとどまっている。それは実施するには業務の棚卸など企業のリソースのみでは行いがたく、外部のRPAベンダーに開発を依頼するにもコスト面および業務内容把握に時間と労力が掛かるのが理由とされている。

※ 出典:キーマンズネット社「RPA(Robotic Process Automation)の導入状況に関する調査」(2019年8月12日〜29日実施)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識