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2020年04月01日

【環 境】セイコーエプソン 信州産のCO2フリー電力の活用を開始


セイコーエプソンは令和2(2020)年4月1日より、中部電力ミライズから長野県公営水力を活用した信州産のCO2フリー電力を調達し、長野県内の事業所で活用する。

この取り組みでは、同社が平成30(2018)年より中部電力から年間100GWhの長期調達契約を行っている水力発電所由来のCO2フリー価値を付けた電気のうち60%について、長野県企業局が運営する水力発電所でつくられた「信州Greenでんき」を活用することで、温室効果ガスの削減とエネルギーの地産地消を同時に実現する。

セイコーエプソンは令和2(2020)年度の年間調達量を、長野県内の広丘事業所・塩尻事業所・本社事業所の3拠点の電気使用量に充当し活用する。これにより例えば広丘事業所のPrecisionCoreプリントチップ(インクジェットプリンターの基幹部品)や、塩尻事業所のウオッチなどは、実質的に再生可能エネルギー100%の電気による開発・生産が実現する。

また、同社は気候変動・地球温暖化を社会が直面する深刻な課題の一つと捉えており、その解決に向け、2050年をゴールとした「環境ビジョン2050」の下、同社の技術の源泉である「省・小・精の技術」を基盤に、商品の環境性能向上や事業活動などバリューチェーンを通じた環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】