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2020年03月26日

【知 識】長野県伊那市と沖電気工業 連携協力に関する協定を締結


長野県伊那市と沖電気工業は相互の連携を強化し、市民が安心して健康で豊かに暮らすことができる社会の構築に取り組むことを目的とした包括連携協定を締結した。今後、協定に基づき、Society5.0(※1)(超スマート社会)の実現を視野に、魅力あふれる伊那市のまちづくりをより一層推進する。

伊那市は今後急速に進むと予想される人口減少や少子高齢化に起因するさまざまな課題に対応し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって、活力ある地域社会を維持していくことを目的とする、「新産業技術推進ビジョン」を平成30年3月に制定しました。目指す姿「伊那市に生きる、ここに暮らし続ける」の実現に向け、5つの分野(既存産業活性化、伊那新産業創出、住みよさの向上、行政サービスの拡充、新産業時代の人材育成)で新産業技術の活用を図ります。それにより伊那市が抱える地域課題の解決及び活力と魅力があふれる伊那市の実現を目標として推進している。

沖電気工業は市町村防災行政無線システムや消防指令システムなど、長年地方自治体向けにシステム提供をしてきた実績を踏まえ、AI、IoTなどの新技術を活用して「社会インフラ×IoT」をテーマに、自治体、パートナー会社との共創による高度IoT社会の実現を目指している。地域活性化や雇用創出、地域内移動、防災・減災など、快適で豊かな生活の実現につながるソリューションを提供し、地方自治体が抱えるさまざまな課題の解決を支援することを目指している。

伊那市と沖電気工業は伊那市における新産業技術推進ビジョンの策定を進めるなか、平成28(2016)年以降、IoTやAI、ビッグデータなどの新しい技術を用いた農林業や商工業の振興による地域の活性化、教育の充実による新しい時代に活躍できる人材の育成など、伊那市が抱える地域課題の解決及びまちづくりについて意見交換を行っており、その活動の結果、今回の包括連携協定の締結に至った。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 知識