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2020年03月26日

【環 境】AGC 独自の「パレットIoTシステム」を導入し物流を効率化


AGCは「パレットIoTシステム」を独自に開発し、ガラス輸送に使用されるガラスパレットの位置管理システムを2020年3月2日より日本国内での本格運用を始めた。

元来、ガラスパレットは、ガラスを輸送する際に使用する荷台で、鉄製のリターナブルタイプが使われている。一般的に、国内で流通しているガラスパレットのうち、毎年約1割が回収不能になっているため、ガラスパレットの追加製作コストがかかるほか、所在地を把握できず滞留・散在が発生する一方で、必要な状況・場所で不足するなど、物流業務の非効率化に繋がっていた。

「パレットIoTシステム」は、アルプスアルパイン製の物流資材管理用IoTモジュール「物流トラッカー」から送信される情報を地図上に一覧表示し、リアルタイムで各パレットの位置情報、移動履歴、滞留情報などを可視化している。

システム導入によって、パレットの紛失を半減しコストを削減するほか、輸送効率の向上と、輸送効率化による輸送時のCO2排出量を1〜5%削減するといったことを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】