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2020年02月28日

【物 流】RFルーカス RFIDで位置を自動取得する在庫・物品管理システムを上市


RFルーカスは在庫・物品の位置を自動取得し、デジタルマップ上に表示できる「Locus Mapping」を2020年2月1日にリリースし、大手企業3社で先行導入された。

高齢化にともなう労働人口の減少により現場では人手不足が課題となっているが、併せて人件費の増加も企業の業績に大きな影響与えているため、今後の取り組みとして現場の自動化や省人化に高い関心が示されている。現場においては、在庫・物品管理といった非生産的な時間を減らし、付加価値を生む業務へ集中することが重要となる。

そこでIoTの普及とともにデジタルツインが注目されており、そのひとつであるRFIDタグを活用すると、一般的に入出庫・棚卸しの時間を1〜2割に短縮できる。しかし、遠隔から読み取ったRFIDタグの位置を特定できないという課題があった。

RFルーカスは電波位相解析技術によりRFIDタグが貼付けされた在庫や物品の位置を高精度で特定できるようにしており、今回リリースされる「Locus Mapping」では、ハンディリーダーで読み取るだけで在庫・物品の位置を自動取得してデジタルマップ上に表示できる。

「Locus Mapping」は上記以外にRFIDタグが貼付された在庫・物品の種類と数を瞬時に把握し、棚卸しリストとの照合が可能となる棚卸機能やレーダー探索機能、デジタルマップ上に棚や位置参照タグを簡単に配置できるツール等を備えている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連