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2019年10月29日

【知 識】JR九州と西日本鉄道 輸送サービスの利便性向上で連携


JR九州と西日本鉄道は輸送サービスにおける連携に関する覚書を締結した。

これまで福岡で地域とともに歩み、地域とともに発展することを共に理念に掲げ、輸送サービスの提供やまちづくりに取り組んできた両社は、更なる地域への貢献を念頭に、輸送サービスの大きな変革への対応と企業価値の向上を実現するため、会社の枠を超えて連携し、顧客目線での「利便性の高い輸送サービスの実現」に取り組むことに合意した。

少子高齢化の進展・人口減少、地球環境への配慮、自動運転をはじめとしたモビリティにおける技術革新など、輸送サービスにおける事業環境は、転換期を迎えている。こうした時流の下、交通事業者は、これまでの事業のあり方に捉われない、大きな変革が求められている。

連携当初の取り組みとして、MaaS(※)の活用について具体的な検討を行い、両社の持つ公共交通を活かした情報提供サービスを展開することで、移動の利便性向上を図る。さらに今後は、利便性が高い持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて、新たなテクノロジーを活用しながら、両社で連携して取り組む。

※ MaaS(Mobility as a Service)
様々な交通機関が連携し、モビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識