2019年10月29日
【流 通】「キューサイ青汁のある食卓」 ヴィーガン認証取得
キューサイはインバウンド需要の拡大や健康志向の高まりを受け、青汁とケール市場で日本初となる「キューサイ青汁のある食卓」のヴィーガン認証を取得した。
日本政府観光局（ＪＮＴＯ）によると訪日外国人の数は２０１３年に年間１０００万人を超え、２０１８ 年には史上初の年間３０００万人を突破した。こうしたインバウンドの増加とあわせて、日本国内でも原材料として、肉、魚介類、それらに由来する食材を食さないベジタリアンや、肉や魚介類、はちみつ、卵、乳製品などの動物に由来する食材を食さないヴィーガンというライフスタイルへの関心が高まっている。ベジタリアンやヴィーガンといった選択肢は多様性の尊重だけではなく、健康、地球環境、動物にも優しい選択肢として、若年層を中心に世界中で近年急速に広まっている。
キューサイは「ケール」を普及させるために業務用青汁「キューサイ青汁のある食卓」を２０１８年に発売した。その後、ホテルやレストランなどのドリンクバーを中心に販路を拡大し、現在では約３００店舗（２０１９年１０月２７日時点）が導入している。
世界で「スーパーフード」としても知られるケールメニューの提供は、訪日外国人や健康志向の高い消費者に評価を得ている一方で、訪日外国人には「ハラルやベジタリアン対応の飲食店のわかりづらい」という声が上がっている。そこでベジプロジェクトジャパンが定める基準を満たした製品や料理を提供する飲食店のみが対象となる「ヴィ―ガン認証」を取得した。今後、ケールメニュー提供機会の拡大に繋げる。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:40| 流通
