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2019年09月20日

【流 通】日本初となる地下商業施設のデジタルサイネージ媒体への災害関連情報配信


東京・八重洲地下街で地下商業施設としては日本初となる災害関連情報の自動配信が、日本無線の「Alertmarker+」(アラートマーカー)を用いて開始された。2019年3月にクラウドポイントが設置した52面(柱巻き4面、13本)のデジタルサイネージと3面マルチディスプレイに、緊急地震速報や防災メールと自動連携した情報表示を行う。

東日本大震災後、地域毎の防災計画の見直しが行われ、発災時において人々が望ましい行動を取るためには、災害情報、被害情報、公共交通機関の運行・復旧状況などの情報を適切なタイミングで提供することが必要とされ、駅周辺では帰宅困難者等への対応が求められている。また、総務省の地域IoT実装推進ロードマップにおいて示される災害情報の視覚化、多様なメディアとの連携についても各所で実証が進められている。

今回はその取り組みとして、八重洲地下街「メイン・アベニュー」に設置した52面(柱巻き4面、13本)のデジタルサイネージと3面マルチディスプレイを使用し、緊急地震速報や防災メールに連動した災害関連情報の自動配信を開始した。大型のデジタルサイネージを活用することで広いエリアからの視認が可能なだけでなく、緊急地震速報等が自動表示されるため、迅速に情報を提供できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通