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2019年09月20日

【環 境】トヨタ 本社工場にMIRAI用FCシステムを活用した定置式発電機を導入


トヨタ自動車は燃料電池自動車(FCV)MIRAIに搭載されている燃料電池システム(FCシステム)を活用した定置式の燃料電池発電機(以下 FC発電機)を開発し、愛知県豊田市の本社工場敷地内に設置して実証運転を開始した。今回導入したFC発電機はMIRAIに搭載されているFCスタック、パワーコントロールユニット(PCU)、2次電池などのFCシステムをそれぞれ2セット使用している。

今回の実証ではFC発電機で発電した電力を本社工場内で利用するため、定格出力を100kWとして毎日24時間連続で運転し、水素使用量当たりの発電量などのエネルギー効率、発電出力の安定性、耐久性、メンテナンス性等の検証・評価を行う。

今後は実証結果を踏まえ、工場での自家発電設備としてFC発電機の導入を拡大するとともに、燃料となる水素はFC関連部品の製造工程、評価・試験工程から排出される水素を再利用することにより、水素の効率的な活用技術の開発と導入を進めていく予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】