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2019年09月20日

【知 識】大塚倉庫と日本ケミファ 医薬品の共同物流を全国に拡大


大塚倉庫と日本ケミファは西日本で実施している共同物流を東日本にも拡大し、全国の共同物流を開始する。両社は2017年に業務提携し、西日本エリアにおける共同物流を実施していた。

医薬品業界は物流量増加による保管スペースや配送車の確保が厳しい中で、流通過程の品質保証水準を定めた『GDP(※1)ガイドライン』が発出されたことにより、輸送品質の確保と安定供給の双方に対応することが求められている。

日本ケミファは2017年から在庫拠点を関東1拠点から東西2拠点に分散し、西日本エリアの物流を大塚倉庫に委託している。大塚倉庫の共通プラットフォーム(※2)、データやITを活用した庫内ナビゲーション、配車支援システムを活用することで、リードタイムの削減、リアルタイムの運行状況把握、誤配の防止等、物流品質の向上に成果をあげてきた。


※1 GDP
医薬品の保管・輸送に関わる国際的な適正流通基準

※2 大塚倉庫の共通プラットフォーム
大塚倉庫が展開する、食品・飲料・医薬品・日用品の共同物流

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識