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2019年09月03日

【知 識】調布市・多摩信用金庫・京王電鉄 空き家流通促進モデル構築事業を実施


東京都調布市、多摩信用金庫、京王電鉄は調布市の空き家の増加抑制、流通促進を図ることを目的に「調布市における空き家流通促進モデル構築事業に関する協定書」を締結した。

近年、少子高齢化が進み、単身高齢者や空き家の増加が社会問題化しており、調布市内にも約14,700戸(※)の空き家が存在している。2028年度には20,000戸を超える予測もあることから、3者で課題解決を図ることを目的に、「調布市における空き家流通促進モデル構築事業」を実施する。同事業は2018年度に引き続き令和元年度国土交通省「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」に採択された。

「調布市における空き家流通促進モデル構築事業」は調布市の空き家実態調査を基に、調布市が空き家と思われる所有者にアンケートを送付し、本人の同意を得た物件について、今後、3者で構成する委員会で検討の上、直接訪問し、空き家の利活用に向けての要望などを確認する。

多摩信用金庫は住まいに関する課題を解決するための専門家紹介や各種サービスの案内、京王電鉄はグループ会社の幅広い知見を活かした空き家の利活用・管理サービス等を提案し、空き家の増加抑制や流通促進を図る。これら利活用施策の事例は、委員会で検証を行い、空き家の発生要因の分析と空き家流通促進モデルの構築に取り組む。

※ 総務省統計局 平成25年住宅・土地統計調査

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識