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2019年08月09日

【環 境】三井不動産 柏の葉エリア広域にIoTセンサーを設置


三井不動産、三井共同建設コンサルタント、センスウェイ、柏の葉アーバンデザインセンター(以下UDCK)は、地域でIoT(Internet of Things)普及・活用を目指す「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」の環境ワーキンググループのプロジェクトとして、柏の葉エリアの約4平方km範囲に気温・湿度を観測することができるLPWA(低消費電力・長距離通信)のLoRaWAN規格に対応したIoTセンサーを2019(令和元)年8月7日までに28箇所設置を完了し、IoTセンサーによって集計した気温・湿度データを蓄積・分析することで、熱中症対策や見守りなどの住民サービスの創出につなげていく。

地球温暖化などの影響を受け、平均気温は年々上昇を続けている。特に、ヒートアイランド現象が進行する市街地では、アスファルトやコンクリート、ビル間の風通しなどの諸条件により、高い気温を記録し、熱中症患者が増加している。

今回のプロジェクトは「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」にて課題の整理を行い、プロジェクトが立ち上がった。プロジェクトメンバーであるセンスウェイがIoTの通信環境を配備し、三井共同建設コンサルタントがIoTセンサーの設置および、データの計測・分析を行っている。IoTセンサーの設置場所の提供には、三井不動産のほか、柏市の協力も得ており、公・民・学連携による街づくりを推進しているUDCKがプロジェクト全体の調整を担うことで、柏の葉エリアの住民の快適な生活を実現するために猛暑対策の住民サービスの創出をめざしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| その他の取組【内容】