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2019年08月09日

【物 流】ローソン 既存物流網を活用して食品リサイクルを促進


ローソンは、三菱食品、日本農産工業、三菱商事と連携し、商品配送後のトラック戻り便を活用して、店舗の廃棄食品を回収する実証実験を、2019年8月1日より東京都内の3店舗にて開始した。

今回の実証実験では、店舗から回収した廃棄食品を、店舗に納品後のトラックの戻り便を活用して千葉県市川市にある三菱食品の物流センターに集約し、別の収集運搬会社にてリサイクル工場へと配送する。配送された廃棄食品は工場で飼料に加工され、日本農産工業を通じて畜産農家へと提供される。

従来の場合、廃棄食品の収集運搬会社が店舗ごとの廃棄食品を直接回収し、リサイクル工場に配送していたが、今回の取組みでは収集運搬会社を通さず、既存の店舗物流網を活用するため、ドライバー不足の解消や、トラック台数の削減によるCO2の削減が期待される。

ローソンでは、2006年5月より収集運搬会社が店舗で発生した廃棄食品を回収し、飼料や肥料としてリサイクルする取組みを行っており、今回の取組みについては実証実験の結果を踏まえ、2020年度には関東エリアの400店舗での実施を目標としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 荷主企業