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2019年08月05日

【流 通】スマホを活用しタブレットに言語出し分けする「インフォメーショントイレ」


ゼンリンデータコムは、スマートフォンのWi−Fi信号を利用した国・地域の判定を行い、タブレットへの言語出し分けを行うサービス「インフォメーショントイレ」の実証実験を、TOTOの設置協力の下、2019年8月1日から「TOTO宮島おもてなしトイレ(広島県廿日市市)」(※1)で開始した。

インフォメーショントイレはウォークインサイトが提供する、利用者の国・地域をWi−Fi信号から分析・判別し言語をタブレットへ出し分ける機能(※2)を活用し、タブレットに表示する。観光地や出先等で、誰もが一定の時間留まるトイレ空間に訪れる人のスマートフォンのWi−Fi信号から国・地域を判定し、タブレットにトイレの使い方や、観光案内等をリアルタイムに配信する。今回は英語・簡体字中国語・韓国語・日本語での案内表示をする。

トイレの使い方や地域の見所・観光案内をはじめ、利用者ごとの広告配信や利用者の統計分析などへの活用も可能な技術です。 加えて本実証実験では、新たに開発した訪日外国人判別結果を独自の機械学習アルゴリズム(特許取得済)により、リアルタイムにアウトプットする仕組みを実験導入している。

※1  TOTO宮島おもてなしトイレ
2019年8月1日に供用開始される、観光トイレを含む複合施設

※2 ウォークインサイトが提供するトラベルインサイトでは、独自技術によりセンサーがスマートフォンのWi−Fi信号を感知し、訪日外国人の国・地域や比率等を判別(特許取得済)することができる

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通