2019年08月05日
【知 識】ＮＥＣと滋賀大学 データサイエンス分野における人材育成で連携協定
ＮＥＣと滋賀大学はデータサイエンス分野で人材育成に関する連携協定を締結した。これにより、社会課題を解決できるＡＩ人材の育成を目指して連携・協力し、産学連携教育を推進する。
近年、ＡＩの社会実装・活用が急速に進み経済がデジタル化する中、世界的にＡＩ人材の不足が大きな社会課題となっている。日本でも、２０１９年６月に閣議決定された「統合イノベーション戦略２０１９」でＡＩ人材を年間２５万人育成する戦略案が掲げられており、産学官共同でＡＩ人材育成に取り組むことが求められている。
こうした中、ＮＥＣは２０１９年４月に社会課題を解決できるＡＩ人材を輩出するための「ＮＥＣ アカデミー ｆｏｒ ＡＩ」を開講し、 学び と 実践 の場を通したＡＩ人材の育成に取り組んでいる。また、滋賀大学は２０１６年に「データサイエンス教育研究センター」、２０１７年４月に日本初の「データサイエンス学部」、さらに２０１９年４月には日本初の「大学院データサイエンス研究科」を設置した。これらはビッグデータを処理・分析し、そこから新たな価値を生みだすことのできるデータサイエンティストの育成を目的としている。
今回の連携協定はこれらの取り組みの一環であり、今後両者の豊富な知見や実績を活かすことで、プロフェッショナルなＡＩ人材の育成を加速する。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:35| 知識
