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2019年07月12日

【アジア】シャープエネルギーソリューション モンゴルでメガソーラー建設 

シャープエネルギーソリューションは、再生可能エネルギー事業を手掛けるタイ・Serm Sang Power社やモンゴル・Tennun Genel Construction LLC社などと共同で、モンゴル国トゥブ県セルゲレン郡フーシック・フンディに太陽光発電所を建設した。

同発電所は、現在建設中の「新ウランバートル国際空港」の南西約14kmに位置し、発電された電気は、首都ウランバートルはもちろん、開港後の新空港にも供給される。一般的に、発電所と電気を使用する施設との間の距離が長いほど、多くの電力ロスが発生するが、同発電所は大きな電力消費が見込まれる新空港や市街地へ効率良く電力を供給する。

また、この発電所は日本の環境省が実施する「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業(※1)」に採択されている。今回設置した約16.4MW−dcの太陽電池モジュールによる年間予測発電量は約23,134MWh/年であり、見込みでは約18,438tCO2/年の温室効果ガス排出量削減に貢献する。

モンゴル国政府は、2030年までに、発電電力量に占める再生可能エネルギーの構成比を30%に引き上げ、温室効果ガス排出量をBAU(※2)比で14%削減する目標を掲げています。当社は今後も、同国の再生可能エネルギーの普及拡大に貢献してまいります。

※1 二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業
途上国において、日本の優れた技術などを活用してCO2排出削減事業を実施し、温室効果ガス排出削減効果の測定・報告・検証を行う事業。これにより算出された排出削減量を、二国間クレジット制度により日本の排出削減量として計上することを前提に、事業者に対し優れた低炭素技術の初期投資費用の2分の1を上限として設備補助を行う

※2 BAU (Business As Usual)
現状のまま推移した場合の予測値

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア