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2019年06月10日

【物 流】佐川グローバルロジスティクス EC事業者向けプラットフォームセンター新設

佐川グローバルロジスティクスは、東京都江東区で建築中の国内最大規模の物流センターでEC事業者向けのプラットフォームセンターを新設する。

当該物流センターは2020年2月を目途に竣工し順次稼働を予定しており、鉄骨7階建て、延床面積17万1,315平方メートルの規模で、首都圏と国内各地を結ぶ物流ネットワークの重要拠点となる。

この物流センターでは、ロボットストレージシステム「オートストア」や自動搬送ロボット「EVE」をはじめとする、業界最先端のロボットやIT機器が「荷物の保管」「梱包」「搬送」の各業務に導入され、従来の業務に比べて作業効率が見込みで約20%向上する。また、これらの各種設備やシステム、スペースを複数のEC事業者で共同利用できる「シェアリング・フルフィルメントサービス」の展開が予定されており、多額の設備投資を必要とする最新の設備・システムを複数の事業者で共有することで、より少ない費用負担でEC事業を展開できる。

センター内には佐川急便とSGHグローバル・ジャパンの中継センター機能も置かれるため、EC事業者向けプラットフォームで仕分けられた荷物は、佐川急便など各社のプラットフォームと連携し、国内・域外ECに対応できる配送サービスを実現する。SRC(佐川急便の営業所と直結した物流施設)機能によりカットタイム・顧客受注時間の延長や輸送品質の安定化も期待できるほか、将来的には当日配送やリードタイム短縮、コンビニ配送の拠点化も見据えている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者