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2019年06月10日

【環 境】JR東日本 水素を燃料としたハイブリッド試験車両を製作 実証試験を実施

JR東日本は水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とする"ハイブリッド車両(燃料電池)試験車両"を製作し、営業路線にて実証試験を実施する。この車両は燃料電池鉄道車両として、世界で初めて70MPaの高圧水素を利用し、走行距離を延ばすことが可能になった。

JR東日本はESG経営として「エネルギーの多様化」を目指しており、その一環として水素エネルギーの利活用を進めていた。水素を燃料とすることにより、将来にわたり安定的にエネルギーを確保するエネルギーの多様化の実現や、CO2排出量の削減などメリットがある。

実使用環境下での走行試験を伴う実証試験を行い、安全性、環境性能、車両性能などを確認する。実験を通じて燃料電池制御技術の最適化や、地上設備に関する技術開発項目の検討など、将来の燃料電池車両実用化に向けたデータを収集する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】