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2019年04月10日

【流 通】オプティクス 駐車場情報を可視化できるワイヤレス満空管理システム発売


オプテックスは、観光地、ショッピングモール、イベント会場、ロードサイド店舗などに併設する駐車場の満空情報を可視化するワイヤレス満空管理システムを、十分な実証実験後の2019年秋に発売する。「駐車場全体の満空」や「具体的な空き車室」の情報は、ドライバーの利便性を向上するとともに、施設駐車場の交通誘導員のスムースな誘導につながり、また渋滞や混雑の緩和、集客機会を逃さない施設運営をサポートすることが可能になる。

観光地、ショッピングモール、イベント会場、ロードサイド店舗などに併設している駐車場の多くは、駐車料金を徴収しない無料駐車場で、全国に500万車室以上ある。これらの駐車場は、週末や祭事期は、車であふれており、空いている駐車場があるのか、また駐車場内のどこが空いているのか、本来の目的地にたどり着く前にドライバーが疲弊してしまうことは少なくない。また、施設側は、渋滞や混雑を防ぐために誘導員を配置しているが、その誘導員も労働人口の減少による人手不足、人件費の高騰による運営費増加として切実な課題となっている。

オプテックスが開発した満空管理システムは、各車室にワイヤレス式地面設置型の車両検知センサーを設置し、駐車場の満空情報をリアルタイムに把握できる。ドライバーは駐車場の満空情報が駐車場入口で確認できるとともに、空いているエリアが判るため、構内を探しまわることから解放される。一方、施設側も空き車室を案内する誘導員数を削減できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通