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2019年04月10日

【知 識】近大とNTTデータ関西 納付書が不要な学費納入用WEBサイト稼働


近畿大学とNTTデータ関西は、平成31年(2019年)4月5日から新たな学費納入用WEBサイトを稼働させ、在学生がインターネットバンキングを活用して納付書なしで学費を振り込みできる新たな方法を導入した。

これまでは、大学から前期と後期の年2回(新入生は年1回)、在学生全員に学費納付書を郵送し、学生・保護者はそれを持って銀行窓口・ATMやインターネットバンキングで学費を振り込む必要があった。2018年度は在学生約34,600人に納付書を発行するために、印刷費用や発送費用として約1,350万円のコストが発生していた。また、従来の方法では、振込時に学生・保護者が氏名、学籍番号、振込金額を手入力した場合に入力ミスが発生することがあり、その修正・確認作業にも大きな労力がかかっていた。

新たに導入する方法は、紙で運用していた学費納付書を電子化し、学生・保護者用ポータルサイトとインターネットバンキングを連携させることで、振込時の氏名、学籍番号、振込金額の入力が不要になる。PCだけでなくスマートフォンにも対応しており、学生・保護者にとっては学費納入の利便性が向上する。

2019年度前期は、まずは経営学部と短期大学部の在学生約4,000人(新入生を除く)を対象に導入する。問題なく稼働することが確認できれば、後期から東大阪キャンパスの全学部生へと対象範囲を広げる予定にしている。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識