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2019年02月27日

【流 通】ヴァレオジャパン 茨城県に自動運転車の開発・評価施設を新設


ヴァレオジャパンは茨城県行方市に自動運転車の開発・評価を行う「茨城先進運転支援システム開発評価センター」を新設する。

茨城先進運転支援システム開発評価センターは、DAS(先進運転支援システム)を担うコンフォート&ドライビングアシスタンスシステムズの開発センターとして設立される。ヴァレオジャパンはこれまで茨城県つくば市にある同社つくばテクノセンターで自動駐車システムなど主として低速走行のテストを実施してきた。しかし、日本のカーメーカー向けの自動運転・運転支援の開発ニーズが年々高まってきたため、高速走行を実施できるテストコースを備えた開発・評価施設を新設する。

茨城先進運転支援システム開発評価センターの敷地面積約41,482平方メートルであり、最長直線は300メートル、1周600メートルの周回路のテストコースと長さ150メートル×幅100メートルのNCAPテストエリアを設ける。2019年3月に着工し、2019年4月から一部エリアが使用できるようになり、2020年11月には工事を完了する。従来はスペインやチェコのテストコースで行っていた高速走行での開発・評価を茨城先進運転支援システム開発評価センターで実施できるようになり、ヴァレオは日本におけるADASの開発をさらに加速させていく。これに伴い人員面でも日本における研究開発体制を強化する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通